受水槽更新、塗装・ライニング工事

受水槽の種類FRP製貯水タンク

FRP製貯水タンクはFRP(ガラス繊維強化ポリエステル)と呼ばれる素材で出来ており、価格が安く、運搬、組立が非常に容易なタンクになります。

安価、軽量でメリットの大きそうな素材ですが、
下記のようなデメリットがあります。

  • ① 耐用年数は約15年で強度が20~30%低下する。
  • ② パネルのパッキンやボルト、ナットの錆穴より漏水する。FRP製受水槽は修理が難しく、修理後2~3年で漏水する可能性がある。
  • ③ 経年劣化により水槽内部・外部のパネルの汚れが落ちにくくなる。

上記のデメリットを解消するために当社では、

  • ・貯水槽内面外面のコーティング工事
  • ・接合部FRP樹脂ライニング工事
  • ・気相部ボルト・ナット取替工事 など

様々なご提案が可能になっております!

修理・補修内容の紹介

外面塗装

外面の塗装が剥がれて、水質が劣化しているのではないか。
藻が生えてしまっているのではないか。

受水槽内天井気相部ボルト・ナット交換

受水槽の中のボルト・ナットが錆びて、水が汚れてしまっているのではないか。
受水槽に穴が開いてしまっているのではないか。

天板塗装

飲み水のタンクなので外面の美観も保ちたい。

コンクリート水槽全面ライニング(床)、受水槽パネル継目FRPライニング

つなぎ目の防水素材の劣化からの漏水が心配。

受水槽周辺配管改修

周辺配管の劣化により、建物の断水が起こらないか不安

受貯水槽/受水槽の修理・補修サービス事例

RC製貯水槽コンクリート製貯水タンク

コンクリート製貯水タンク(RC製貯水槽)とは、過去にビルが建てられるようになって以来、建物の地下に地中梁などを使用し作られてきた、貯水タンクになります。しかし、1997年に建築基準法が改正されて、貯水タンクは外面六面点検が出来るように義務付けられました。以来、例外的な場合を除いて、設置できない様になりました。このタンクは飲料タンクの隣に汚水タンクや、雨水タンクがあることが多く、ポンプ故障などで隣のタンクの水が、飲料タンクに入ってくる危険性があり、危険と隣り合わせです。コンクリート製貯水タンク(RC製貯水槽)は定期的なメンテナンスと補修が非常に重要になります。

コンクリート水槽全面ライニング前(壁)

コンクリート水槽全面ライニング後(壁)

アドバンスサービスの工事実績

外面塗装前

外面塗装後

受水槽内天井気相部ボルト・ナット交換前

受水槽内天井気相部ボルト・ナット交換後

天板塗装前

天板塗装後

コンクリート水槽全面ライニング前(床)

コンクリート水槽全面ライニング後(床)

受水槽パネル継目FRPライニング前

受水槽パネル継目FRPライニング後

受水槽内コーティング前

受水槽内コーティング後

受水槽周辺配管改修前

受水槽周辺配管改修後

よくある質問

Q. 貯水槽清掃時は断水になりますか?
A. 貯水槽の形状によって変わってきます。2槽式の受水槽は断水にせず清掃できます。もし、断水になる場合は、事前打合せ、お知らせ文の配布等を行います。
Q. 断水の時間はどのくらいですか?
A. 受水槽の容量や、高架水槽の有無にもよりますが、小規模であればおよそ2~4時間です。
Q. 受水槽の容量が10トン未満でも清掃は必要ですか?
A. 受水槽の容量が10トン以上の場合は水道法で年1回以上の清掃等が義務付けられていますが、10t未満は義務付けられていません。しかし、飲み水として使用している限りは大きさにかかわらず清掃が必要です。
Q. 飲み水のタンクは、清掃しないとどうなる?
A. 飲み水に細菌が発生したり、サビが混入していたり、赤水が出たりと人体に悪影響を及ぼします。そんな水を居住者の皆様に提供しているとなると責任問題にもなります。年1回以上は必ず貯水槽を清掃しなければなりません。
Q. 水質検査とは何ですか?
A. 清掃直後の簡易水質検査と専門機関による水質検査があります。簡易検査は簡易5項目で、味、臭い、色度、濁度、残留塩素濃度測定になります。専門機関の検査は更に詳しくなり11項目以上になります。
Q. 水質検査もできますか?
A. できます。清掃直後に残留塩素濃度、色素、濁度、PH濃度などを測定しますので安心して、飲むことができます。また、専門機関の検査については、後日報告書に記載して提出致します。
Q. 貯水槽は、何のためにあるのですか?
A. ビルやマンションなどの高層の建物は、水栓での水圧を安定させるため、水道水を受水槽に受け、
1.ポンプなどで屋上の高架水槽(高置水槽)や圧力水槽へ貯めた後、水栓への給水を行う。
2.小型圧力タンク式給水ユニットにより、貯水槽に給水した水に直接圧力をかけ、水栓への給水を行う
ためにあります。日常生活の水を供給することのほかに、震災、停電等の非常事態においても貴重な水源、消火のためにもたいへん重要です。