劇場・映画館・音楽ホール / 香りマーケティング事例

コラム

劇場や映画館には毎日大勢の観客が訪れる。館内には飲食物が持ち込まれるところもあり、閉ざされた空間に様々なニオイが混ざり合う為、室内空気を快適なものにするための工夫が必要となる。また、上映スペースだけでなく、ロビーや廊下、化粧室なども常に良好な空気環境を保っていたいものだ。

 

例えば、舞台の幕間が20~30分もある場合には、観客はロビーや廊下に出て休憩をとり、また化粧室も相当に込み合うはずだ。そうした間も、気になるニオイに悩まされたり、落ち着かない気分にさせないために、芳香・消臭は効果があるだろう。舞台や映画を観ている間は、長時間にわたり暗い客席に座り続け、目を凝らして鑑賞するのだから、休憩時間には観客がすっきりとした気分、くつろげる気分になれるような香りを館内に流すとよいだろう。

 

主にクラシックの演奏会が開かれる音楽ホール、コンサートホール、若者が集まるライブスペースなどでも、楽曲のジャンルや客層に合わせて適切な香りを流す事が考えられる。また、映画の上映中の、そのシーンに合わせた香りを流すという演出もはじまっている。

 

視覚、聴覚に加えて臭覚を刺激する新しい試みは、やり方によってはこれまでにない感動を客席に与える可能性をもっている。

マーケティングに関する関連記事はこちら

店舗等への導入をお考えの方は、
お気軽にご相談ください。

香りの戦略・デュフューザー導入のご相談からアフターサポートまでお任せください。