スーパーやコンビニなど、
食品や雑貨を販売する店においても、
便利で快適に買い物ができる環境をつくり、
商品の販売を促進することが大切である。
毎日のように足を運ぶ店の中の空気が汚れていたり、
イヤなニオイがするのでは、
客足はしだいに遠ざかってしまうだろう。
化粧室内の悪臭も含めて、
臭気改善は売上に関わってくる大きな問題の一つである。
消臭と芳香の効果で、清潔と快適性を保ってこそ、
顧客にとって重宝な「いつもお買いものをする店」となるのだろう。
まずは衛生面で、悪臭のない空間つくることが大切だが、
一方で香りを使った販売促進も可能である。
スーパーの食品売り場において販売したい
特定の商品の香りを流すことにより、
顧客の購買動機を高める試みもある。
香りと記憶は密接につながっていることからも、
こうした香りによる訴えかけは非常に効果が高いものである。
「今日の晩御飯は何にしようかな」と考えながら売り場を歩いていて、
カレーやシチューの香りを嗅いだとしたらどうなるだろう。
多くの方がその香りに惹きつけられて、
関連する食材を衝動買いされるのではないだろうか。
食品に限らず、香りによる販促は、香水や洗剤、
革製品なおの売り場でも効果を上げることができるだろう。
これはドラックストアーやホームセンター、
DIY店、ディスカウントショップなど、様々な商品ジャンルを扱う量販店でも同様である。