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空き巣の侵入を防ぐ!
戸建てやマンションの防犯対策5選
Sneak thief countermeasures

【戸建ての防犯対策方法】防犯サービスを依頼する場合
Security service request

セキュリティの専門家が提供する防犯サービスを依頼する場合、最も気になるポイントのひとつが利用時に必要な費用です。ここでは、一般的なホームセキュリティの費用相場と申し込みから契約までの流れを解説していきます。

防犯サービスの相場

ホームセキュリティと呼ばれる住宅の防犯サービスは、サービスを提供する警備会社や契約内容、住宅の条件などによって、その費用が異なります。防犯機器や設置費用などの初期費用と契約期間中の月額料金が、防犯サービスを受けるために必要となる基本的な費用です。一般的な住宅の費用相場としては、初期費用が約5万円~10万円ほど、月額料金が約3,000円~6,000円ほどになります。しかし、この金額は、あくまでも目安です。前述したとおり、住宅が戸建ての場合と集合住宅の場合、新築物件の場合と中古物件の場合、防犯機器を買い取る場合とレンタルする場合、選ぶ防犯機器の数、種類なども料金の違いに大きな影響が出てきます。また、出張・転勤・旅行などで家を長期不在にする場合、相続した遠隔地にある実家を管理する場合も、防犯サービスの利用が可能です。住宅の定期・不定期巡回をはじめ、施錠確認、外観・内観点検、簡易清掃などをおこなってくれます。料金相場は、警備会社や契約内容によって異なりますが、警備対象が屋外のみの場合で約6,000円から、屋内外両方の場合で約8,000円からです。

申し込みから契約までの流れ

実際に防犯サービスの依頼をおこなう場合、どのような手順を踏むのでしょう?防犯サービスの申し込み方法から契約締結までは、以下のような流れになっています。

  • 1)問い合わせ

    気になる警備会社を複数ピックアップし、電話やメールで問い合わせの連絡を入れてください。基本的に警備の相談や見積りの依頼などは、無料で受け付けてくれます。

  • 2)訪問ヒヤリングや警備診断

    警備会社の担当者が住宅を訪問し、防犯に携わるプロの目線でセキュリティの課題をチェックしてくれます。このとき、警備に対する希望や予算などを明確に伝えましょう。

  • 3)防犯サービスの提案と見積書の提示

    担当者から最適な防犯サービスの提案があり、依頼主の要望や予算などに応じた見積書を作成、提示がなされます。

  • 4)契約

    提示された見積書の内容に納得がいけば、警備会社と正式に契約を交わしましょう。防犯サービスの内容や料金、サービス開始日、契約期間などをしっかりと確認してください。

  • 盛り場近くの住宅街

    空き巣は、人通りが少ない場所を選ぶことが多い反面、賑やかな盛り場が近くにある住宅地も狙います。これは、犯行後に人混みに紛れることがあり、逃げやすいためです。

  • 5)サービス開始

    防犯機器の設置工事が完了すれば、防犯サービスの開始です。

【戸建ての防犯対策方法】自分で防犯対策をおこなう場合

プロの防犯サービスを利用すると同時に、自分でも防犯対策を講じておけば、家の防犯性が飛躍的に向上することは間違いありません。ここからは、実際に自分で防犯対策をおこなう場合、実践してほしい具体的な方法をご紹介します。

玄関の防犯対策方法

まずは、住宅の玄関に防犯対策を講じましょう。おすすめの防犯グッズは、玄関に取り付け可能なセンサーライトです。人の動きに反応し、瞬時にライトが点灯するため、夕方から夜間の防犯対策として効果が期待できます。また、補助錠の設置やドアスコープを覗かれないように工夫するのも、大切なポイントです。さらに、短時間の外出でも施錠をすること、郵便受けの上や鉢の下に鍵を置かないなど、防犯意識を習慣づけるように心がけてください。

窓の防犯対策方法

窓に防犯対策を施すことも、侵入窃盗を防ぐための重要なポイントになってきます。外出時には、必ず窓の鍵を施錠しましょう。戸建てならば、雨戸を閉めるようにしてください。在宅中であっても、開錠の必要がない窓の鍵をかけておくことは、空き巣の侵入を防ぐために必須です。窓に補助錠を設置するのも効果的な防犯対策になります。防犯グッズには、窓ガラスが割れにくくなる防犯フィルムやステッカーがおすすめです。また、窓際に設置できる防犯アラームも空き巣の侵入防止に一役買ってくれます。

家の周り・裏の防犯対策

玄関や窓以外にも防犯対策を講じれば、住宅の防犯性がさらに高まります。家の周りや裏庭に、自動に点灯する屋外照明を設置しましょう。空き巣は、その存在だけでも間違いなく嫌がります。特に、人感センサーライトや夜間常時点灯式照明がおすすめです。また、監視カメラを模したダミーカメラの設置も、外観が本物と見分けがつかないため、防犯対策に有効的な手段に挙げられます。さらに、踏めば80デシベルほどの音が鳴る防犯砂利も、家の周り・裏の防犯対策に最適な防犯グッズです。

自分で防犯対策をおこなう場合のポイント

侵入窃盗被害を防止するため、最も注意を払うべきポイントは「侵入させないこと」です。
空き巣や侵入者は、建物に忍び込む時間が5分を過ぎた場合、約70%が侵入を諦めるといわれています。また10分近くかかってしまった場合で約90%、さらに10分を経過すれば、ほぼすべての空き巣や侵入者が建物への侵入を断念するそうです。この観点からも5分を目安とした防犯対策を講じるようにしてください。そのためにも、住宅の玄関や窓には、必ず複数種の防犯グッズを設置することです。ひとつの防犯グッズだけなら、短時間で侵入を許してしまうかもしれません。しかし2~3種類の異なる防犯グッズを設置しておけば、手慣れた空き巣でも容易に突破することはできないでしょう。5分という時間を堅守すること、それが自分で防犯対策をおこなう場合の秘訣なのです。

セキュリティ強化を図るのなら防犯サービスを利用しましょう

空き巣などの侵入窃盗被害から家を守るためには、防犯対策が重要なポイントになってきます。自分で防犯対策をおこなうときは、空き巣が侵入を諦める時間とされる5分を目安にし、この時間を稼ぐためにも、家の玄関や窓に防犯グッズを併用し、設置してください。また、万が一のとき、頼りになるプロの防犯サービスも利用し、住宅のさらなるセキュリティ強化を検討することをおすすめします。

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