家政婦って月にいくらかかる？家政婦の料金相場を徹底解説
目次
家政婦の主なサービス内容
家政婦というとお金持ちの家のお手伝いさんというイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし最近では、「仕事が忙しい」、「空いた時間を家事に割かずに自由に使いたい」、「家事をするのが億劫」などの理由で共働き家庭や一人暮らしの方、シニア世代の方など一般家庭での利用も増加傾向にあります。家政婦に依頼できるサービスは、「料理」・「掃除」・「洗濯」・「日用品の買い出し」・「アイロンがけ」・「布団干し」・「ゴミ出し」・「整理整頓」などの家事全般が基本です。会社によって依頼できる内容に差があるので事前の確認が必要ですが、「パーティーなどの際の特別な料理」や「役所の手続き」・「犬の散歩」・「子どもの世話」・「高齢者の見守りや付き添い」などのサービスが依頼できる場合も。仕事やレジャーで家を空けている間に家事代行サービスを依頼しておけば、帰ってきてから家事に煩わされることもなく、快適にお家時間を過ごすことができます。
家政婦を雇う際の料金相場は？
家政婦に家事を頼んでみたいけれど、「高いんじゃない？」と躊躇してしまっている方も多いのではないでしょうか。ここでは家政婦に家事を依頼する際にかかる料金の相場についてご紹介していきます。
パターン別の料金相場① 時給制
時給制の家政婦は、2～3時間ほどの短時間で一部の家事を依頼することができます。一般的な料金は1時間2,500～3,000円ほど。
家政婦を利用したことのない方にとって、足掛かりとして一番頼みやすいのがこの時給制のサービスではないでしょうか。掛かる料金が分かりやすく、短時間でやってもらいたい家事をピンポイントで依頼できるため、シンプルで敷居の低いのがメリットです。ただし、依頼できるサービスが限られる場合や、「週に1回・2時間以上～」など、最低限の作業時間が指定されている場合もあるので事前にサービス内容を確認しておくことが大切です。また、基本料金とは別に交通費や依頼主不在時の鍵預かり代金などが発生するケースもあるので合わせて確認しておきましょう。
パターン別の料金相場② 日給制（通い・住み込み）
日給制の家政婦は、8時間ほどの比較的長時間であらゆる家事を依頼することができます。一般的な料金は1日13,000～15,000円ほど。
長時間に渡って家事を依頼することができるため、「掃除＋料理＋日用品の買い物＋整理整頓」など、一部分だけでなくあらゆる家事を頼めるのがメリット。月額で見ると高額に感じるかもしれませんが、時給単価に換算すると時給制よりもお得な料金で依頼することができます。基本料金とは別に交通費や依頼主不在時の鍵預かり代金などが発生するケースもあるので確認しておきましょう。
会社によっては住み込みで依頼できるケースも。その場合は10～12時間ほどの長時間であらゆる家事を依頼することができます。一般的な料金は1日20,000～35,000円ほど。
利用料金は高額になりますが、家事のほぼ全てをお願いできることに加えて、家を空けがちなので誰かに家にいてほしい、というニーズにも合っています。ただし住み込みの場合は家政婦が過ごす部屋や寝具、トイレ、風呂などを提供する必要があります。仕事内容によっては別途追加料金が発生する場合もあるため、サービス内容を確認しておくことが大切です。
パターン別の料金相場③ 定期利用
1回のみの単発で利用するスポットサービスよりも、半年から一年ほどのある程度まとまった期間を契約する「定期利用」の方が1回分の利用料金がお得になる傾向があります。これは、定期的に利用することで「作業量が分散される」、「スタッフが新しい依頼場所の調査や調整をしなくて良い」などの利点があるためです。スタッフが同じお宅に何度も通うことで依頼主とのコミュニケーションがスムーズになり、作業効率がアップするのもメリット。週1～4回と利用頻度を選べるケースが多く、頼みたい家事の量や予算に合わせてひと月の依頼回数を選択することができます。
家政婦はこんな人におすすめ！
ここでは、家政婦の家事代行サービスの利用をおすすめしたい人についてみていきましょう。
一人暮らしの人
一人暮らしで家政婦を依頼するのはちょっと贅沢かな？と躊躇されている方もいるかもしれません。でも実は、一人暮らしだからこそ家政婦サービスを利用するのがおすすめです。
お仕事をされている方だと、朝早くに家を出て帰るのは夜になってしまうため、平日はほとんど家事ができず休日を洗濯や掃除に充てている、という方が少なくないのではないでしょうか。家に帰ったときに散らかったままの部屋だとなんだかガックリ。「片付けなきゃ」という意識を持つのも疲れてしまいますよね。食生活の面でも、帰ってから自炊するのはどうしても億劫になってしまいがち。外食やコンビニ・スーパーで買ったもので済ませてしまうけれど、本当は自炊して健康的な食事をとりたいな、とお悩みの方も多いかもしれません。また、時間はあっても「片付けが苦手」、「家事は好きじゃない」という方ももちろんいらっしゃいます。家政婦のサービスを利用することで、そんなお悩みから解放され、スッキリと片付いたお部屋や栄養バランスのとれた食事を手に入れることができます。家事に時間を取られない分、お家にいる間のんびりとリラックスして過ごしたり、休日は人と会う予定や趣味の時間に思う存分使うことができます。
シニア世代の人
シニア世代の方にも家政婦サービスがおすすめです。年齢を重ねると、膝や腰など体のあちこちに痛みが出てくる方も多く、屈んだり、腕や足を伸ばしたりといった動きが負担になってきますよね。階段を上り下りしての掃除や屈むことが多い水回りの掃除、布団干しや庭のお手入れなど、体を動かしたり重いものを持ち上げるというような家事はシニアの方にとって辛いことも多いものです。他にも買い物に行くのが億劫だったり、料理をするときに火を使うのが少し不安、という方にもおすすめ。子ども世代の方が家政婦サービスを親にプレゼントするというケースも増えています。定期的に家政婦サービスを利用することで、高齢の親を他人に見守ってもらえるという安心感にもつながります。
快適な生活を過ごすために
家政婦のサービス内容や利用料金についてご紹介しました。家事は気持ちよく生活するために欠かせないけれど、忙しい中で完璧な家事をするのは大変ですよね。家政婦に家事を依頼することで、毎日の暮らしに余裕が生まれます。今よりもう少し日々の生活を快適にしたい、とお考えの方はぜひ家政婦を検討してみてくださいね。
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