コンクリート受水槽の修理・補修サービスの概要

経年劣化対策が重要になるコンクリート製貯水タンク(RC製貯水槽)に対して、
当社では水槽内のライニング、接合部FRP樹脂ライニング、
受水槽内天井気相部のボルト・ナット交換、周辺配管の改修、給水ポンプ交換
といった工事のご提案ができます。

コンクリート受水槽の修理・補修が必要になるケース

防水モルタルの劣化・クラック

1.防水モルタルの劣化・クラック

コンクリート製の受水槽は経年劣化により、壁表面の防水モルタルの剥離やコンクリートのひび割れ(クラック)が発生する可能性が高まってきます。漏水による水道料金の増加、作りによって外部からの水の侵入、藻やカビの発生など衛生面を脅かす危険性があるため、年一回以上、大規模施設であれば年二・三回の点検・修理をお勧めします。

受水槽内部の鉄筋劣化

2.受水槽内部の鉄筋劣化

受水槽内部の鉄筋は徐々に腐食・膨張してきます。腐食を放置していると、錆片や錆汁が貯水に落ちてしまうことになり、飲料用の貯水の汚染に繋がります。また、鉄筋の膨張による影響で剥がれ落ちたコンクリートモルタルが貯水に落下する場合があり、こちらも衛生面の問題が出てくるため早めの修繕が必要です。

アドバンスサービスの貯水槽/受水槽点検サービス

アドバンスサービスの貯水槽/受水槽点検サービス

1.防水モルタルの劣化・クラック

コンクリート表面の防水モルタルが劣化してきた受水槽は、高圧洗浄で綺麗にしてから槽内全体に樹脂をしっかりと塗布していきます。
クラックは樹脂モルタルで埋め、コテで平らに仕上げていきます。状態が酷く、既に水漏れなどのトラブルが発生している場合はコーティングでは対応できないため、ライニング工事が必要となってきます。

2.受水槽内部の鉄筋劣化

劣化が進んでいる部品は交換し、その他の部分は錆を取り除いたのち、防蝕処理を施します。これらの施工を行うことでその後の経年劣化を緩和することができます。